写真の整理をしていたら

これは2年前のモンセラの写真。
只今、写真の整理中で様々な場所へ出かけて撮ったものと当時の自分の心を思い出し
懐かしんでいるところなのだ。

それにしてもモンセラ。
結構、好きな場所のひとつ。
電車に揺られて乗っていると、遠くの方に突如と現れる奇怪な岩のかたまり。
突然、ここだけこんなボコボコの岩なのだ。
ガウディもかなりこの山には影響されている。
そのガウディの建築物も、バルセロナの街に突然的にある、変わった建物だ。
そういう点でもモンセラとガウディの建築物は共通点があると思う。

モンセラ はどちらかといえば、誰かと行くより
ひとりで出かけた方がいい場所のような気がする。
それはスピリチュアルな場所だと思うから。
手を合わせて何かを語りかける時は一人だ。
誰かと行くと、語りかけてるところを見られたくないし
しかも、心が落ち着かない。
一人だと心置きなくできる。ゆっくりと。

でも、まぁ、中々ひとりで行くには寂しいかもしれない。
たぶんそうだ。

思い出はいろいろだね。

そうそう、このモンセラ には様々なハイキングルートがあって
サンタコヴァの洞窟へはぜひ行った方がいいと思う。
ヒンヤリとして、今はレプリカだけれど黒いマリアさまが置いてあるのだ。
実はこここそが、本物の黒いマリアさまが発見された場所なのだ。
自分でも、この場所はモンセラ の中でもお気に入りだ。
近いうちに、また行きたいなぁ。

手芸屋さんで木綿めぐり

細い毛糸でボンボンを作ろうと思い
町の手芸屋さんへ行った。
花屋さんへ行く途中にあるので、お店の前はよく通っていて
通りがてらチラリと窓からのぞくと
おばあちゃま達が数人集まって、編み物などの手芸をしているのだ。
店主もそのおばあちゃま達と同年代くらいの人だ。

ドアを開けて入ってみると
小さなお店なのでそれぞれが限られた数しかなく
毛糸も同様に色数が少なく、どうしようか迷っていると
「何をお探しですか?」と
「毛糸を探しているのですが、色は青で、その色よりもう少し明るい色のを」
と言って、自分で指をさした毛糸を見せてもらった。
「もう少し、細めの糸がいいなぁ」と言うと
細めのものを持ってきてくれたのだ。
さぁ、ここからが木綿をめぐるお話だ。
店主が「これはコトCotóでできてます。カタルーニャ語ではコト、スペイン語ではアルゴドンよ」
「へぇ、カタルーニャ語はコトなんですね。英語のコットンに似ていますね」と私が言うと
「あなたの国では何ていうのかしら?」と質問をされ
「日本語では木綿といいます」
「難しいわね、モメン?ね〜、そうそう、カタルーニャ語でモメンMomentという言葉があるわ」と
嬉しそうに話す店主。
そう、確かに英語のモーメントと同じ意味でモメン。あるある。
Momentの最後のtはほぼ発音しないのでまさにモメンである。
店主のマダムは「コト、モメン、コト、モメン」と呪文のように口にして覚えようとしていた。
そして、私の頭の中でもマダムの呪文がぐるぐるとめぐりめぐっているのだ。今でも。

上の写真は先週末に行った骨董市の様子だ。
青空が気持ちよくて最後の夏って感じだった。
翌日からは急に寒くなり
我が家でも布団を出したくらいだ。

昨日は中秋の名月が輝いていて美しかった。
スペインも公式に今日から秋が始まった。

これは、感動の石けんだ。

オーガニック系のお店に行くと、ここのところよく目にするナチュラル・ソープ。
ほとんどが、ハンドソープかボディーソープだったけれど
最近はシャンプー石けんが出始めている。

お店の人がとても良いと薦めてくれるので買ってみたのだ。
最初に買ったのは、ひとつの石けんでシャンプーもコンディショナーの役目もはたしてくれるものだった。
泡だてネットで泡だててから髪の毛につけて洗ってみたが
髪の毛につけたとたんに泡が小さくなって、洗いごこちがすっきりしなかった。
直接、石けんを頭につけてゴシゴシしてみると
思った以上に泡立ちが良く、2週間ほどしてみるとなんとなく髪の毛が、ふんわりとしてきた。
最初の石けんはちょうど一ヶ月で使い終わった。

なんとなく、髪の毛にいい感じがしたので
使い続けてみようと、今度は他のお店の石けんでシャンプー、コンディショナーが別になっているものを買ってみた。
それが、上の写真のものだ。
左側の白い紙に包まれてものがマンゴーのシャンプー石けん。
これは髪の毛がドライ気味な人用のもの。
主な成分は、マンゴーバターで香りづけにイランイランのエッセンシャルオイルが入っている。その他etc。
右側の黄色い紙に包まれているのがコンディショナーの石けん。
主な成分は、カカオバター、ココナッツオイルなど。その他etc。
このコンディショナーは様々な髪のタイプに適応するもの。
髪を洗ってみると、シャンプーで洗浄後は濡れていて指を通してもキュキュキューと通りにくさがあるのだけれど
その後コンディショナーの石けんを使ってみると
髪の毛が何の抵抗もなく、しっとりとして優しくなり、指通りがスルン!と。
さっきまではキュッキュと通りが悪かったのに〜。
これはかなり感動。
髪をドライヤーで乾かした後も
まとまりが良く。ゴワゴワしないのだ。
もう、10年ほどもヨーロッパの硬水でシャンプーしていると
髪の毛がゴワゴワで指通りも悪く困っていたのだ。
それが、この石けんシャンプー&コンディショナーで私の悩みは終結した。

もし、硬水によってゴワゴワして悩んでいる人がいたら
使って欲しい。
この石けん!
カタルーニャ産だよ。

FORESTA オーガニック・コスメの会社

バスの旅へ

前から気になっていたのだけれど
我が家の近くにバス停がいくつかある。
このバスに乗るとどこへ行けるのか???
通るたびに考えていたのだ。
ところが、コロナだのなんだのでロックダウンなどもあったりして
どこかに出ること自体が億劫になっていたけれど
ここのところ少しずつ出歩ける気持ちになってきた。やっと。
そんなこんなで、意を決して停留所の時刻表などを見てみると
バスでVICヴィックに行けることがわかった。
電車では行ったことはあるけれど
バスの旅もいいなぁと思った。
きっと電車の風景よりも楽しいはずだと、、、。
いろいろ調べてみたら
バス路線専用のアプリがあり
ダウンロードしてみたら、時刻表や料金などが簡単に検索できる仕組みになっている。
片道4.50ユーロでVicまで行けるけれど
バス専用の10回使用できる回数券は17.90ユーロなので1回1.79ユーロと、かなりお得だ。半額以下。
さっそく、回数券(我が家からVicまでの路線はゾーン2なので2 Zones, S2)を買って
Vicまでのバスの旅にでかけてみた。

バスだといくつかの小さな町の中を通って終点のVicまで行くので
それぞれの町の雰囲気や古い建築物などが車窓から眺められてかなり楽しい。
久しぶりの旅気分が味わえた。
しかも、午前10時頃だと乗客がとっても少なくて良い。
日本の番組で路線バスの旅があったけれど
確かに、路線バスは気兼ねなく風景を満喫できて最高だ。

Vicは古い街並みが今でもかなり残っていて
中心地にあるお店などは、ほとんどが昔ながらの建物で営業している。
それが、すごく素敵なのだ。
思ったよりも観光客も多く
同じような旅人がいることで安心感もあるし嬉しい。

とにかく少しずつ、少しずつだね。

それにしてもカタルーニャ地方の建物には
ドラゴンがかなりの割合で付いている。
しかも、ドラゴンを探している自分がいるのだ。ウフフ。



おまけがついてくるよ

やっぱりコスモスは9月に咲くものかと
つくづく思う今日この頃。
さすが、秋の桜だ。
7月あたりから少しずつ咲き始めたのだけれど
今になって蕾がたくさんつき始めている。
私の身長ほどに伸びているのだ。
こんなに大きくなるとは思わなかった。

わが町では土曜日に朝市が開かれているのだけれど
最近よく買っている八百屋さんはオーガニック系のところで
そこで買い物をするとおまけがついてくるのだ。
たとえば、ルッコラだったり
バジルだったり
パセリだったり。
このお店は大根やチンゲンサイなどのアジアの野菜も作っている。
最近はチンゲンサイや赤紫蘇などもおまけでもらった。
そうそう、写真に写っているのはタイランドのバジルだそうで
これも八百屋さんからいただいたものだ。
味はかなり癖がある。
アニスの味がするかな〜。
アジア風のものにと思ってフォーに入れてみたけれど
ちょっと合わない感じだった。
はてさて、何に使ったら良いか???考え中だ。

そうそう、おまけと言えば
朝市ではなく普通の町の八百屋さんでは
パセリが欲しいと言うと無料でくれるところが多い。
私はあまり好きではないけれど
パエリアを作る時には欠かせないハーブのひとつだ。