アニャーナの塩を使ったポテチ

ここのところ毎週末の我が家のおつまみ時間に
登場している「A CASA VELLAア・カサ・ベリャ」のポテトチップス。
スペインのガリシアで作られている。
パッケージがとっても素敵で
今回買ったのは、どこか懐かしさを感じる
ひと昔前の子どもがいく人か写っているパッケージ写真だけれど、女性が自転車に乗っている写真のもある。
写真が時によって変わったりもする。
ただし、このベビーブルーは変わらず
ふんわりとした水色がこのパッケージのポイントだ。

実は、最初はジャケ買いではあったが
これが、今まで食べた中で食べやすくて
とってもおいしかったのだ。
じゃがいもの味がしっかりしているし、
100%エクストラバージンオイルを使用し、
油っぽくなく、さっぱりしているの。
さらに、塩加減が良い!
他とくらべてかなり減塩になっている。
しかも、食感がサクサクっとしていい感じなのだ。

このパッケージの裏に
使っている材料についての説明があるのだが、
お塩は、バスク地方のアニャーナの塩を使っている。
このお塩、ミネラルがたっぷり含まれているのだ。
その塩田の長い歴史が知りたくて
アニャーナの塩を調べてみたら
海から離れたところにある渓谷で作られているのを知った。
これは不思議!
もし良かったら、ナショナル・ジオグラフィックの映像を見つけたので
見て欲しいなぁ。

https://youtu.be/CdXlMlQ6w5w

数字が苦手

実は数字が苦手だ。
数字がたくさん並んでるだけで
私の脳は停止する。
経理や家計簿もごめんだ。(実は以前家計簿をつけていたが、計算が中々合わずストレスとなり、数年前から夫の担当となった)
何かを作った時に、かかった材料代と時間、
そしてそこから考えてどのくらいの価格にすればいいか、とか。
大切なことだけれど、考えるだけで気が重い。
ところが、お店に行ってお気に入りの洋服や雑貨を見つけた時に
値札を見て、それらの値段を覚えるのは簡単にできてしまう。
朝飯前だ!
なんなら、そのお気に入りを買うために
あれを買うのをやめて、毎月あれを節約すれば買えるかも!
という計算はパパッとできてしまうのだ。
人間の頭は、自分にとって楽しいことか、そうでないかで
頭の回転も違ってくる。
なんて単純、単細胞なのだろうか。私は。

なにはともあれ、
経済っていうものはどうも好きになれないのだ。
そう思っていたけれど
最近、毎日のように見ている動画で
経済学者が言っていた言葉に
光を感じた。

経済はコミュニケーションだと。

そっか、
そうなんだ。
数字じゃなくて、
コミュニケーションなんだなぁ。

実は数週間前に、同じ町に住む友人からも
そんなようなことを言われて
私の頭でピッタリ一致した。

なるほど、
その言葉を胸に
今年は活動を始めようかと思っている。

どうなることやら〜。

写真は前回の続きで
黄色をポイントにしたモデルニスモの家の写真。
先月クリスマスの手作りマーケットを行なっていた時に撮ったもの。


黄色がポイント

先月のクリスマス前に
町にある、モデルニスモの家を解放し
クリスマスの手作りマーケットが開催されていた。

この家、前からとっても気になっていた
マスタード色の扉がかわいくて
時々、扉も開いてたりして
どうしてかしら?
と、思っていたら
月に一度、第二土曜日だけ見学ツアーがあるそうなのだ。
とはいえ、ツアーに参加しなくても
マーケットで中に入れてよかった。
家の中はどこかに必ず黄色が配置されていて
私好みのかわいいおうちだった。
しかも、各部屋の床のタイルのデザインが違っていた。
床のデザインが違うだけで
こんなにも部屋の雰囲気が違ってくるということを知った。

我が家の床は板張りなので変えることはしないが
部屋の壁に壁紙を一部だけ貼ろうかと思っている。
今は住んでる町から出られないので
ネットで注文してみようかと思っているところ。

2年前の夏に、今のところに引っ越してきたのだけれど
まだまだ不十分な場所だらけ。
壁を塗っていないところもあるし
作業場に本棚を作ろうという計画もある。
この「不十分」というものがあることが、いいのだ。
「不十分」が無くなると、考える楽しみがなくなってしまう。
「不十分」があるからワクワクするのだ。

写真はクリスマスマーケットの時に撮ったもの。
花を飾らなくとも、室内の様々な場所に花のモチーフがある。
いいなぁ。

去年よりは一歩

町に買い物に出るたび
今年の干支のウシの置物を買わなくちゃと思っているのだが
なぜか、毎回それを買うのを忘れてしまう。
とりあえずこの撮影のために
ノートにササッとウシを描いて作って見た。
2021年
あけましておめでとうございます。

毎年思うことだけれど
去年より一歩前に進められる何かがあればいいなぁと思う。
例えば、カタルーニャ語が去年よりうまく話せるように。とか

最近、気がついたことがある。
スペイン語や英語のことだけれど
日本語で、兄や弟、そして姉や妹という単語がある。
ところが、スペイン語では兄弟がエルマーノ、姉妹がエルマーナ。で
私はエルマーノがいる。という文では
兄なのか?弟なのか?わからない。
英語もそうだ。私はシスターがいる。という文では
そのシスターは姉?妹?どっち?
でも、日本語には一つの単語で姉か妹かわかるようになっている。
おそらく、日本は上下関係が厳しい社会だから
こういうことになっているのかな?と考えた。
その反対でヨーロッパは年が上とか下とか
さほど関係ないのだろう。

ポルボロンの食べかた

11月下旬ころになると、
スーパーマーケットやお菓子屋さんなどに
姿をあらわすスペイン菓子のポルボロン。
キャンディーみたいに包まれた様がかわいくて
お土産などに買われることも多い。
ただし、このお菓子
繊細にできていてホロホロとくずれやすいのが欠点だ。
だからお土産として日本に持って行く時は
つぶれないように上陸させることに
かなり気を使うのだ。
そういうお菓子なのだ。

先日、夫が上の写真のポルボロンを会社の取引先からいただいて
うれしいことに私の分まで持ってきてくれた。
このポルボロン、HECHOS A MANO(手作り)と書いてあるのだが
包みを開けたら、ナンバリングの紙まで入っているような
高級ポルボロンだ。

まぁ、そんなことはどうでもいいのだけれど
夫が職場のみんなで、このポルボロンを食べた時に
ビックリした食べ方を皆していたのだ!
と驚きながら私に話してくれた。
え、えっ?どんな?
なんと、包みのままそれを手のひらにのせて
ギュウッと潰してから包みを開けて食べていたそうだ。
み〜んなそれをやっていた!
とのことだ。

これがポルボロンの食べ方だそうなのだ。

握って、くずして食べるお菓子だったの?
今まで、ホロホロくずれやすいからと
細心の注意をはらって日本に持ち帰っていた
今までの苦労は、、、
いったい何だったのだろうか。
と、パンチを顔面にくらったくらいのショックな話だった。

次回から、お土産として持参する時も
気を使う必要もなく、
スペインでは、くずして食べるものだと説明付きでお渡しすれば
みんな楽しみながら食べてくれそうな気がする。
一気に荷物の扱い面でハードルの低いお菓子となった。

それにしても、早いもので
明日は大晦日。
ステイホームで楽しみましょう。

良いお年を!