ライオンの歯だよ

ダンデライオンときいいて思い浮かぶのはユーミンの曲だ。
そもそもダンデライオンって何?と遠い昔、その意味を調べたらタンポポのことだと知って不思議に思ったことがある。
どうしてユーミンは「きみは〜ダンデライオン〜」と歌っていたんだろう?って。
きみはタンポポ。

前回も八百屋さんの話だったけれど、、、
いつもの朝市で買う八百屋さんは、買い物をすると最後にちょっとした野菜をくれるのだ。
主に、香菜や最近植えたあまり出回っていない新しい野菜などだ。
昔からよくいただいていたのはルッコラ!
この八百屋さんスタッフが育てているというルッコラがとってもおいしい。
ここのルッコラの味を知ったら、スーパーのルッコラなど買う気をなくしてしまうほどなのだ。
去年の夏は赤紫蘇を山盛りいただいた。ここに置いても人々が食べ方を知らないから売れ残ってしまうのだとか。
あまりにも嬉しくて、赤紫蘇の塩漬けやシロップを作って翌週の朝市に八百屋さんにおすそ分けをした。
そして先日、八百屋さんからいただいたのがDiente de Leónディエンテ・デ・レオン(スペイン語)
そう、ダンデライオンのことだ。
その名を直訳するとライオンの歯。
葉っぱのギザギザがそれをイメージするからだそうだ。

なんだか、そこらで咲いているタンポポの葉っぱよりフォルムがふんわりしている。
きっと食用なのだろう。
タンポポの葉っぱはミネラルが豊富で、とくにカリウムが多いそうだ。
鉄分はほうれん草の二倍、カリウムはブロッコリーの4倍もあるとのこと。
八百屋さんは、胃腸のお掃除をしてくれると言っていた。
葉っぱを食すより、手軽なのはハーブ店でのタンポポ茶だろう。
ミネラル豊富って聞くと飲まずにはいられないお茶だよね。

八百屋さんはほうれん草のようにして食べたらいいと言っていたので
茹でておひたしにでもしてみようかなぁと思っている。

そうそう、ユーミンの曲
風に乗り〜、飛んで来た〜儚い種のような〜
そうだ、ここ。タンポポだね。
別に不思議でもなんでもなかったわ。