夢占いはすごいぞ

火事の夢を見たのは
滞在許可証を申請に行く日だった。
なぜかキッチンにたくさんの缶詰が並べてあって
それを蓋を開けた状態でガス台の上に置いて火で温めていたら
それらの缶詰がどんどん火を吹いて燃え始め
突然のことで気が動転して
火を止めたのだけれど、それでも消せない〜!というところで目が覚めた。

そんな気持ちの落ち着かない朝、
申請に行く用意をして、出かけた。
書類は何度も何度も確認をして、忘れ物がないかを何度もチェックして行った。
隣街の警察署(スペインは警察署で国民のカード発行をしている)へ
ドキドキしながら入り、予約制なので数分待ってすぐに私の番がやってきた。
すべての書類を渡し、ほぼ終わりに近づいた時
現住所の確認のため、担当者が私の住所を読み上げた。
えっ?と思ったのは最後の部屋番号だ。
5−3(キント、テルセーラ)と担当者が読み上げたので
いや、3−4(テルセール、クワルタ)です。と私が言うと
そのカードを見せてくれて確認してみると
確かに5−3と書いてあったのだ!!!
前回、作った時に住所のミスがあったのだ。
しかも、今まで気がつかなかったなんて、自分でも呆れてしまう。
とにかく、住所を変更しなくてはならないので
自分の町の役所に行って住民票をとって来ないと申請を受け付けないという事態になってしまった。
お昼の1時までに持ってこれるなら持って来てと言われ
とにかく急いで警察署を後にし、自分の町の役所に行って住民票を受け取り
なんとか1時までに間に合った。
無事に滞在許可証の申請が終わった。終わったのだ!
今まで振り返ると、私という人間はなぜか書類関係に毎回ミスが発生するのだ。
もちろん、ミスは役所関係のコンピュータによる打ち間違えなどだ。
どうやら書類の神様に恵まれていないらしい。
本当にそうなのだ。そう思う。

それからその翌日に
また、火の夢を見た。
友達と通りを歩いていたら
急にマンホールが飛び上がり、爆発したのだ。
とりあえず、怪我はなく
あたふたしたところで目が覚めた。

二日も続けて火の夢を見たので
気になって夢占いをネットで調べてみた。
なんと、大当たりだった。

火事で消そうと思っても消えない夢は
ハプニングがあるそうなのだ。
そう、ハプニングといえば、住所ミスで住民票を取り直したこと。
そして、爆発などの夢は、抱えていた憂鬱なものが消え去った時に見るそうだ。
まさに、そのとおり。
滞在許可証という5年に一度の私にとっての憂鬱が解消された翌日の夢。

夢と人間の心理のありように
今、驚いている。

さてさて、上の写真は蟹味噌たっぷりのカニ。
もう10年以上もカニを食べてないよね。ということで
夫の冬休みにドライブがてら海辺の街へ食べに行ったのであった。
我が家にとっては高級店だが、まぁたまには美味しいものを食べようではないかということで
レストランに行ってみると、満員であった。
みんなコロナだから旅に出られない分、美味しいものを食べようという気持ちなのだろうか。
レストランの情報はこちら。

滞在許可証の申請から一ヶ月がたち
今、やっと新しいカードを手にしたのであった。
なんと、デザインが一新され前より顔写真が大きい!
そして右上に小さな透かし写真も加わったよ。