150年以上続くパン屋さん

1855年から始まった『Can Moré カン・モレ』
中にはいると、シンプルで
アンティークな雑貨や
時を重ねた古びた写真などが飾られていたり
ごてごてせずにすっきりと、いい感じになっているのが
とっても素敵なのだ。

お菓子系のもの、たとえばクロワッサンは
見かけはとってもいいのだけれど
バターではなく豚のアブラ(ラード)を使っているので
日本人にとっては食べた後
胃にどっしりと重い感じだ。
でも、パンは美味しい。
私のガイドブックにも載せている町Mataróから
バスに乗って行くArgentona。
そこにある。

この小さな町は
昔はバルセロナの中心地に住む人たちの
避暑地として栄えたところで
素敵な家がたくさん建っている。
モデルニスモ建築が好きな人にはおススメの場所。
小さな坂を上がったり下がったり
家を眺めるには歩く速度がちょうどいい。
現在、プッチ・イ・カダファルクの家が修復中。
もうしばらくしたら、きれいになった家が見られるかな。

大好きな町。

『Can Moré カン・モレ』
C/Grano, 40 Argentona
www.forncanmore.com

パンやお菓子を包む包み紙

パン屋さんの斜め前にある長いベンチに、シルバー世代ずらりと座って世間話ししてるのかな?

プッチ・イ・カダファルク作の家、現在修復中