ロートレック、そして同じ時代のアーティストたち

モンジュイックにあるスペイン村(Poble Espanyol)へ行く通りの途中に
Caixa Forum Barcelonaという大きな美術館がある。
建物もとっても素敵で
モデルニスモの建築家で有名なJosep Puig i Cadafalchの作品だ。

今、ヴェラスケス(その他、同じ時代の画家の作品)と
ロートレック(その他、同じ時代の画家)の作品が来ている。
個人的にはロートレックの時代、19世紀前後の雰囲気がとても好きで
人々が自由に生き生きとしている様子が描かれていて
飲んで、踊って、語り合って
とっても楽しそうだった。
なんだか、日本の江戸時代に似ていると思った。
いや、江戸時代にいたわけではないのでよくはわからないけれど、
当時の版画などを見ると、ロートレックの時代と江戸時代は
人々の表情が似ている感じがするのだ。

上の写真は展示会でもらった無料のチラシ。
中を開くと、どちらもポスターになっている。
ちょっと試しで部屋に貼ってみたらこんな感じ。
だいたいB2サイズくらい。

ロートレックの会場の方が展示の見せ方がとても凝っていて
そうそう、猫ちゃんばかりが集まったスペースもあり、猫好きの方にもおすすめ。
特に多かったのが黒猫を描いたThéophile Alexandre のLe Chat Noir黒猫ちゃんシリーズ。

この美術館
La Caixa という銀行が運営していて
この銀行のカードを持っていると無料。
持っていなくても他の美術館と比べたらとても安くて現在5ユーロ。
ミュージアムショップも充実しているし
建物も素敵だし、
上の階にはレストランもあってランチもできる。
満足度は100%

ヴェラスケスは2019年3月3日まで
ロートレックは2019年1月20日まで
詳しい情報は下のサイトを。
Caixa Forum Barcelona