うれしい気持ちを胸に
劇場に30分前に入った。
場内のザワザワや
人々のワクワクしている雰囲気を感じながら
じっと座って待つ。
そんな時間がたまらなく好きだ。
いよいよ始まる前の音のない数秒間、、、
この時のドキドキがだんだん大きくなった時
始まるのだ。
サラ・バラスのフラメンコ。
最高に良かった。
とくに今回のは音楽もいい。
それはそうだろう、彼女が選んだミュージッシャンなのだから。
サックスとのジャズのような即興の踊り。
こういうの、もっと見てみたい。
美術照明もシンプルだけれど
こんなに空間や雰囲気を変化できるのか!
というくらい素敵だった。
フラメンコという枠を超えている。
それじゃ、何というのだろうかと
考えると
それはサラ・バラスなのだ。
今まで観た中で一番良かった。
彼女の舞台を見るたび
いつもそう思う。
感動した。
彼女がいてくれて良かった。