100年前ってこんなふう?

朝起きたら微妙なお天気だったけれど
ずいぶん前から楽しみにしていた
Terrassa(タラッサ)の街のモデルニスモ祭りに出かけた。

街の人々がモデルニスモ時代の装いをして
祭りに参加しているのだ。
家族やカップルで当時の洋服を着ていて
映画の撮影現場に迷い込んでしまったみたいだった。

洋服というのはマジックだ。
おそらく普段はTシャツにジーンズで本屋さんで働いているおじさんも、
白いエプロンつけてお肉屋さんで働いているおばさんも、
100年昔の洋服を身につけると
こんなに素敵な俳優さんのような雰囲気になってしまうのだ。
そして、なんとも優雅な雰囲気までまとっている。

それにしても女性のドレスはとっても素敵だった。
通りでファッションチェックをしたくなるほど。
私も骨董市でよくレースを探して買っているのだけれど
洋服のレースの使い方、デザインがとっても魅力的で
こんな風に布と合わせればいいのか。
など、とても興味深くて
自分の持っているレースを合わせて
何か作りたくなってしまった。

上の写真の空は今にも泣き出しそうな雲の色だったけれど
その後は、太陽がやってきて
嬉しくなるような、青い空になった。