ピスタチオ大好き

ハロウィンが終わるとスーパーマーケットの特設売り場が
たちまちクリスマスのお菓子売り場に早がわりするのだ。
バルセロナでクリスマス菓子といえば
何と言ってもトゥロンだ。

トゥロンで真っ先に思い浮かべるものは
ヌガーの中にアーモンドがゴロゴロと入っているものでとても固くて重いものだけれど
お店に並べられているのを見ると、いろんな種類のものがある。
チョコレートにナッツが入っているものも、トゥロンなのだ。これ、以前からちょっと疑問だったけれど、、、そうなんだ。
あっ、詳しくWikipediaに書いてある。
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現在のスペインでは「トゥロン」という言葉は意味が広がり、伝統的なトゥロンと同サイズ (奥行20cm・幅10cm・高さ3cm) にしたさまざまな菓子を指すようになっている、こうした新しいトゥロンにはチョコレート、マジパンココナッツカラメル、フルーツの砂糖漬けなどが用いられる。
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なるほど、そういうことだったのか。

そして、今年の私のイチオシがこのピスタチオのトゥロンだ。
まるで、シュトーレンを一切れずつ食べるように、
一日ひとつだけ食べて、クリスマスが近くなるまでを過ごした。
クリスマスが過ぎた今でも、スーパーマーケットで買って食べ続けている。
夕方に一杯飲むコーヒーと共に
このピスタチオのをひとつだけ食べるのだ。
チョコレートといっても、どちらかというとホワイトチョコレート寄りの味で
まろやかでコクがあり、ピスタチオのいい味がする。
欲を言えばもうすこしピスタチオ味が濃ければ最高だが、
現在、これで満足。

このトゥロンの会社であるVicensヴィセンスは
なんと1775年からの創業だそうだ。
この会社のホームページを見ると
スペインの有名シェフと企画した商品もある。
さくらんぼのトゥロン!おいしそうだ。
本社はカタルーニャ州のLleidaリェイダにあり、
ホームページの情報によるとトゥロンのミュージアムもあるとのこと。

以前はあまり好きではなかったトゥロンだけれど
その種類の豊富さに目がいき、驚き、ピスタチオではまってしまった。
ぜひ、お試しあれ。