時計草の実験

あ、あつい〜
この言葉を口に出すと暑さが増すので声に出したくないけれど
ついこぼれてしまうのだ。
昨日から、再び暑さが舞い戻ってきている〜。

そんな中でもベランダの植物は咲き続けてくれている。
感謝なのだ。感謝しかない。
その中の植物のひとつに、時計草がある。
蔓植物のこの花はどんどん上に伸びていくので
その行先を導いてあげようと、側面から天井?にヒモをつけてみた。
ところが、上の方につぼみをたくさんつけ始めたので
せっかく育ててその花を愛でたいのに
見えないのだ。
しかも、この植物は午前中に咲き始め
夜の間にしぼんでしまうので開花はたったの12〜15時間ほどなのだ。

そこで、花の部分を切ってお皿に水を入れ浮かべてみたのだ。
いつも、思うのだけれど
この時計の針のような部分や全体の構造。
すごいなぁと感心してしまう。
あの蕾の中で、コツコツとこの形が作られるなんて、
一体どうなっているのだろう。
しかも24時間も咲いていないのだよ。
儚い。儚すぎる。

そこで、シリカゲルに一週間つけて
その形をとっておくことはできないかと、、、やってみちゃったのだ。
少し、色落ちして、水分がなくなった分ひとまわり小さくなったけれど
形状はきちんとキープされていた。
こういう実験はなんとも面白いし、ワクワクするものだ。
あといくつか作って、モビールにしてみようかと考え中。

子どもの頃は実験なんて興味がなかったが
大人になってからの自主的な実験はなんて楽しいのだろう。

乾燥した時計草。花びらのボツボツはおそらく、シリカゲルが球状なのでその痕だと思われる。