La Garriga(ラ・ガリーガ)の町にすみ始めて
二ヶ月がたった。
やっと家のペンキ塗りも終盤をむかえ
少し時間と心に余裕がでてきたところ。
前と違うところといえば
この町は風がある。
けっこう吹くのだ。
台所にある窓を開けて洗い物をしていると
いい〜風が吹いて来る
天然の扇風機のように。
住んでいるピソ(マンション)は10世帯が住んでいて
住人の中から一人
皆で決めたリーダーがいる。
そのリーダーは日本の車会社に長年勤めていた人で
今は退職をしている60代のカタルーニャ出身男性。
日本が大好きだそうで
私たちの引越しや部屋の内装のことなど
彼がいてくれたおかげでとっても助かった。
彼の名前を仮にコチェ(車の意味)さんとしよう。
コチェさんは奥様と夕方7時くらいに町を散歩している。
手をつないで。
これがなんとも素敵なのだ。
コチェさんはピソの広いガレージも持っている。
手作りが好きでそこは彼の趣味の場所になっている。
いつもそこで何かを作っているのが好きだという。
出来上がった作品を飾ってもいるのだが
それが売り物よりもとっても素晴らしものなのだ。
町やピソの近くで会った時には
日本語で挨拶をしてくれる。
同じ建物の住民は静かに生活をする人たちばかりで
本当に良かった。
これ、本当に重要なこと。
写真は散歩をした時に見つけた使われていない家の窓辺。