偶然と想像という映画

買い物するときはほぼ、町の映画館の前を通る。
町の大通り商店街みたいなところにその映画館はある。
そこは、うれしいことに外国映画を中心に上映されるのだ。
映画といえば、なんたってポスターだ。
一応グラフィックデザイナーである私としては
外国映画のポスターが大好きだ。
ダイレクトでシンプルでカッコい。そんなのが好き。
だから、映画館前を通る時はついつい、ポスターをチェックしてしまう。
おっと〜、あれあれ、これって日本の映画じゃないかな?
そうだ、そうだわ。今日、見つけてしまった。
La Ruleta de la Fortuna y La Fantasía
これは、幸運のルーレットとファンタジアって訳すのかな?
とにかく、家に帰って、調べてみたら
「偶然と想像」というタイトルだった。
偶然についての3つの物語でオムニバス形式になっているそうだ。
日本の情報は結構見ているのだけれど、全く知らなかったこの映画。
ベルリン国際映画祭で金熊賞審査員グランプリを受賞していたなんて。
濱口竜介監督といえば、「寝ても覚めても」と、最近では「ドライブ・マイ・カー」の人だ。
いやいや、しかし「寝ても覚めても」を観たことがあるけれど、私としては感じるものが何もなかった。
はてさて、この映画はどうだろう。
それにしても、日本の映画をわが町で観られるのはうれしいものだ。
来週一週間だけの上映だけど、ぜひ行ってみたいと思っている。

ネットでこの映画のことを調べていたら
スペイン語に吹き替えされた予告編をみつけたよ。
興味がある方、どうぞ。
ちょっと、声の感じに不自然さを感じたのは私だけでしょうか。