先週末、夫が働く会社が参加したOrígenes Festival Gastronómicoオリヘネス・フェスティバル・ガストロノミコへ行ってきた。
簡単に言うと「食の祭典」だ。
今回ここに参加している会社は、スペイン各地から選ばれた12社で、
食の安全や自然な方法でおいしさを日々追求、開発している人たちなのだ。
そのお店の食が味わえるとは、なんて幸せな〜。
しかもロケーションが素晴らしかった。
El Masnouアル・マスノウの海が遠くに見渡せるこの辺りは
昔ながらの豪邸があちらこちらにある場所で
このイベントが開かれたところも素敵なお庭のある18世紀に作られた豪華なお屋敷だった。
12のお店が庭のあちこちに出店(でみせ)のような形で営業し、
お客さんはPasaporteパサポルテと表示された、ここでしか使えない手帳を渡され
スタンプラリーのように食べたお店からスタンプを押してもらうのだ。
とはいえ、全部集まったからといって何かもらえるわけではないけれど
なんだか子どもにもどったみたいで、ワクワクでした。
もちろん、だんとつで夫が働くCarpierカルピエールのサーモンはとっても美味しかった。
そしてスイーツ大好きな私としてはミルフィーユがふんわ〜り、サクッとして甘さ控えめでおいしかった。
スペインでもここまで甘さを抑えられることに拍手したくなってしまったほど。
それからチーズも。
5種類食べたのだけれど、写真の一番左の青カビチーズはちょっと塩気が強すぎたが
他は心に残るほど美味しかった。
このイベントで私のガイドブックにも載せているコーヒーのお店、Slow Movスロウ・モヴも参加していて
久しぶりに会えたことが嬉しかった。
それから、ビールのモリッツのページで紹介しているTriticumトゥリティクムのパン屋さんにも会えて良かった。
夫のおかげで食の関係者には知り合いが多く、今回いろんな人に出会えた。
みんなの笑顔がマスク無しで見れるって、、、今、この時、いいなぁ。
あのコロナの2年ほどはなんだったのだろう。
いや、まだ完全に終わったわけではないけれど
あの頃が、私の中でもう遠くなっている。
どうかこのまま、もう去って行ってくれますように。
祈っていなくなってくれるなら、
たくさん、たくさん祈るしかない。
Orígenes Festival Gastronómicoオリヘネス・フェスティバル・ガストロノミコのホームページ
スペイン、バルセロナのCarpierカルピエールのホームページ サーモンを中心とした燻製の会社