更紗、そしてニキ・ド・サンファル

親友がプレゼントしてくれた本
『更紗 いのちの華布』
文 佐藤留実
写真 松本路子

更紗の模様がとても興味深く
じっくりと、何度でも、心ゆくまで見る事ができる。
更紗の写真集と言ってもいいくらい、見ごたえがある。

印象的だったのは“祈りの布”のこと。
寺院に行けない貧しい人などが、家の中でもどこでも
布をかけたところが寺院になってしまうという。
“どこでもドア”は知っていたけれど
“どこでも寺院”にしてしまうそのアイディアがいい。

インドはもちろん、日本を含むアジアの更紗、ヨーロッパ更紗こと。
こぼれ話や絵柄の物語。
布って素敵、好きだな〜。

と、そう思ってちょうど読み終わろうとしている頃、
Facebookを見ていたら
写真家の松本路子さんが映画を撮るというお知らせがあった。
すご〜い。
しかも大好きなアーティスト、ニキ・ド・サンファルの映画だ。

ずいぶん前に松本路子さんの写真展へ行った時
そこで見たニキの写真がずっと頭に残っていて
忘れられずにいたいたくらい。

今からとても楽しみ。
待ち遠しい。

この映画制作について興味があるかたはこちらをご覧下さい。
今、映画配給会社UPLINKで立ち上げたクラウドファウンディングが始まっています。