新聞か何かでこんなニュースを読んだことがある。
古本屋さんで有名作家の本を買ったら
その作家にまつわる古い手紙が出てきた。とか、、、。
そこまで世間を騒がすニュースではないのだけれど
私にとってビックリなことがあった。
北欧もののヴィンテージのクッション。
おもて面に緑系の毛糸で刺繍がしてある(裏面は刺繍無しで普通の布)
お気に入りのもので
おそらく4、5年前に買ったもの。
それを座布団にしていたのだが、なんとオシリを虫(ダニ?)にさされてしまった。
(でも、このクッションが原因かどうかはわからないのだけれど、、、。)
最近、暑くなってきたせいだろうか。
たまにそれを干したりしていたけれど、
カバーをはずそうにも、
そのクッションはしっかりすべての側面が縫い付けられていて
洗うことができなかった。
こうなったら丸ごとそのまま洗ってしまえ〜。と、洗濯機で洗ったのだが
中のクッション素材が昔のもので
綿ではなく、何かわからないが
水を含んだら固まったまま弾力を無くしてしまった。
しかもまだ水分を含んでいたので、翌日もそのまま干していたら
鳥のフンが上から落ちてきて、クッションの裏面部分についてしまった。
これがまた、ウンを呼んだのか何なのか?
仕方がないので、思い切って裏面部分の布を張り替えようと決意し
その部分をハサミで切ったのだ。
すると、、、切ったところから、もう一つのクッションが出てきた。
なんと、ユニコーンが2とうもいる
細かいクロスステッチの刺繍柄。(裏面には刺繍は無し)
布が相当古いのか、破けてる部分もあるし、破けやすくなっている。
とにかく私にとってはお宝だ。
突然私の前に姿をあらわしたユニコーンを額に入れて飾ろうと思っている。
ユニコーン は吉を呼ぶモチーフらしいし
貴族の紋章としても使われている。
よく見ると、これも紋章のような模様だ。
どんな人が刺繍したのだろう。
そう思いながらながめるだけで
想像は広がるばかり。
ハサミで裏面の布を切ったところ
おもてはこんな感じ。
現在修復中。