やっと来たかな?
夏。
朝のジョギングでUターンした後に
ゆるやかなカーブのゆるい坂道に差し掛かるときに
出会う自転車の青年がいる。
その彼が、自転車に乗ってやって来た。
おっ!半袖だ。
そして腰にトレーナーを巻いていて
風になびいたトレーナーが
爽やかで
その瞬間、夏が来た。
と、そう感じた。
そう、カタロニア語のクラスには
日本人の女子高生が一人いる。
なんと、こんなマイナーなカルデデウの町に
留学生だ。
彼女は普段はこちらの普通の高校に通い
学校が終わった後
週二回このクラスに参加している。
もちろん、とっても優秀で
私など足元に及ばない。
かわいい女の子だ。
その彼女も昨日はノースリーブのシャツだった。
あっ、やっぱり夏が来た。
ヤッホー!
それにしても、読書感想文がまた宿題に出てしまった。
今、本を借りてカタロニア語の本を読解中。
借りた本が探偵物で
どんなトリックでどうなっているのか
わからない!
なんとか理解して感想文にたどりつかなくては!
どうしてこれ、選んじゃったかな?!