おどる皿

壁にかけてある大皿は
去年の師走に骨董市で、ひとめ見た時からいいなぁと思って
気に入って買ったもの。
色違いでもう一枚あったお皿は
友人同士のクリスマス・パーティーのプレゼント交換用として出品し
貰われていってしまった。

お皿の絵柄はサルダーナを踊っている人たちだ。
サルダーナは、カタルーニャ地方の伝統的な舞踏で
人々が輪になって軽いステップで
同じ動作を繰り返し踊るのだ。
昔はこの絵のような服装で踊ったのだろう。
お祭りの時に行うことが多いが、
バルセロナのカテドラルの前で踊っているのを時々みかけることもある。
そう、カテドラルの向かいにある建物に
ピカソが描いたサルダーナの絵がある。
太い線でシンプルに描かれたものだけれど
動き出しそうな気配があって
それがとてもいいのだ。

決まったね。次は大舞台だ〜。

Euro Vision(ユーロビジョン)のスペイン代表が決まった。
若い二人の雰囲気が
出会ったばかりの恋人どうしみたいで
キラキラしていて
何しろとってもかわいい。
作詞作曲をしたのも同世代の男の子。

ここのところスペインは
毎年いかにもラテン系のノリの曲だったけれど
去年のEuro Visionで最下位になってしまい
いろいろ考えたのだろう。
今回はこんなにスイートな感じで
私はとっても気に入っている。

優勝してもらいたいなぁ。

Euro Vision(ユーロビジョン)は毎年春に行われる
ヨーロッパの歌のワールドカップ(または紅白歌合戦)みたいなもの。
歌はもちろんのこと、
衣装や豪華な舞台を見るのが毎年楽しみなのだ。
今年は5月12日。
待ち遠しい〜。

ちなみにEuro Visionをスペインでは
エウロヴィシオンと言っている。

ワンちゃんがいっぱい

日本滞在三週間を終え
日曜日にバルセロナへ戻ってきた。
到着したそこは、輝く太陽と青い空で
暑い。
そう、20℃だった。

たくさんの再会と
新しく出会った人たち。

食べて、飲んで、おしゃべりして
いい〜旅だった。
楽しかった〜。

今年の干支、犬。
写真のワンちゃんたちは、町田の骨董市で買ったもの。
背中に和風な花模様が描かれていて
表情がとってもいい感じ
それで、気に入って買ってしまった。(最初に夫がみつけた)
その他に、いただきもののワンちゃんが
家の中にはいっぱいだ。
いいことも、いっぱいあればいいな。

 

ロマンティックなクリスマス・ムービー

スペインでは
クリスマスの宝くじLotería de Navidad(ロテリア・デ・ナヴィダッ)は
大きなイベントのひとつ。

毎年、宝くじのCMが話題になるのだけれど
今年はなんと映画監督のAlejandro Amenábarアレハンドロ・アメナーバルが
素敵なショートムービーを作ったのだ。

アレハンドロ・アメナーバルといえば
よく知られている映画として『オープンユアアイズ』、『アザーズ』などがある。

このショートムービー、
スペイン語がわからなくても大丈夫。
ぜひ、見てほしい。
20分ほどの短編映画になっている。

スペインのクリスマスの雰囲気を
この映画で味わえるはず。
途中、チュロスの食べ方などが出てきたり
宝くじ当日の抽選映像もあり。
かわいいワンちゃんも出演!

それでは、素敵なクリスマスを!

テラスと丘に咲くもので

 

住んでいる建物の住人のそれぞれのドアに
チラホラとクリスマスリースが飾られ始め
うちは出おくれている、、、と
焦り気味で作ったリース。

枠はテラスに咲いていた
時計草の蔓をつかい
赤や黒の実、どんぐりは
すぐ近くの丘へ
夫と一緒にとりに行ったもの。

ちょっと野性的な出来上がりだけれど
初めての手作りリース。
まぁ、こんな感じでいいかな