ラトビアの森へ

また、ラトビアの旅のつづき

ここの森がとっても良かった。
リガの中心地からバスで15分くらいだったかな?
Latvijas Etnografiskais Bridabas Muzejs ラトビア野外民族博物館

広大な森に昔の家が移築され
その当時の暮らしの様子が見ることができるのだ。

8月の中旬といえば
観光客が多いかと思いきや
日曜日だったにもかかわらず
私たちがたずねた時間帯(11時から2時頃)では
おそらく50人お客さんがいたかどうかくらいで
最高に森の静かさを楽しめた。

入口にレストランとおみやげ売り場があったけれど
その他に3箇所ほど、昔ながらのモノを売るところがあって
それがとっても良かった。

コマを売るおじいさんのところでは
コマの芯にサインペンを差し込んで
それを白い紙の上で回し、芯がたどったところがサインペンで描かれる
意図していないところをコマがたどるので
現代アートのような絵ができあがった。
これ、とっても楽しかったな。

それから、白樺の皮でカゴやブレスレット、飾り物などを売っているおじいさん。
とっても素敵でカゴなどを買ってしまった。

もっと奥の方へ歩いていくと
オカリナのような音が森中に響き
その雰囲気が、幻想的で何かの物語の中へ入っているみたいな気持ちだった。
そう、そこではおじさんが陶器でできた笛を売っていて
お客さんの親子がずっとどれにしようか迷っていた。

家の中に飾ってある手作りの家具や飾りなどもそうだけれど
質素な生活でありながら
生活を楽しんでいる様子がすごく感じられ
『やる気』のエネルギーが空から降ってきて
注がれたような感じがした。

とにかくスタッフのおじいさんたちが
とってもこの森の雰囲気にぴったりくるほど
素朴で、優しくて、ユーモアのある人たちで
心に深く残った。